これから投資を始めたい方の中には、FXがいいのか?株式投資がいいのか?でお悩みの方も多くいらっしゃるかと思います。
この記事ではFXと株式投資の違いを5つののポイントに分けて解説していきます。
目次
FXと株式投資の違いを5つのポイントで比較
両者を比較するポイントは、以下の5つです。
- 投資対象
- 投資対象の種類
- 値動き(ボラティリティー)
- レバレッジ
- 取引時間
結論としては投資初心者の方には株式投資よりもFXの方がおすすめなのですが、ここからその理由も含めて5つのポイントから両者の違いを見ていきましょう。
ポイント①投資対象
1つ目の比較ポイントは、投資対象です。
株式投資の投資対象は企業。
投資した企業が順調に存続すれば売買益や配当金に期待ができるのですが、倒産すれば株式は紙切れになってしまい、大金をはたいて買った株式でもその価値はゼロになってしまいます。
FXの投資対象は通貨、つまり国のお金です。
国が消えてなくなることは、ほぼありませんので、FXの場合は投資対象の価値がゼロになる可能性は限りなく低くなります。
投資対象の安全性についてはFXの圧勝といえるでしょう。
ポイント②投資対象の種類
2つ目の比較ポイントは投資対象の種類です。
FXの投資対象である通貨ペアは、FX会社によっても取り扱っている数にばらつきがあるのですが、20~30種類程度が一般的です。
一方、株式投資で選べる企業の選択肢はおよそ4000種類となっています。
株式投資は銘柄数が多いぶん、しっかりとリサーチできれば他の投資家を出し抜けるお宝銘柄が見つかる可能性があります。
夢はあるのですが、現実問題としてそのような企業を見つけるにはかなりの時間と労力を要しますし、専門的な知識も必要となります。
投資初心者の方にとっては、選択肢が絞られているFXの方がとっつきやすいです。
銘柄を選定する時間がかかりませんので、チャート分析にじっくり時間を使えます。
相場の分析力が磨かれますので、トレードの上達も早くなります。
ポイント③値動き(ボラティリティー)
3つ目の比較ポイントは値動き(ボラティリティー)です。
FXよりも株式投資の方が値動きは激しく、FXの値動きが年間30%未満であるのに対し、株式投資は企業の業績によっては数十倍単位の値動きとなることもあります。
株式投資は読みが当たればデカいのですが、外れた時は資金がガッツリ減ってしまいます。
投資初心者の方は、値動きの激しい株式投資で精神をすり減らすよりは、値動きが穏やかなFXで投資に慣れていく方が得策といえるでしょう。
ポイント④レバレッジ
4つ目の比較ポイントはレバレッジです。
ご存じの方も多いと思いますが、国内の会社では最大25倍のレバレッジをかけることができます。
それに対し、株式投資のレバレッジは最大でも3倍程度。
株式投資はFXよりもレバレッジが効かないぶん、投資を始めるには、まとまったお金が必要となります。
FXの場合は、最大25倍のレバレッジをかけることができますので、小額から始めることが可能です。
ただし、レバレッジのかけすぎは危険ですので、十分にご注意くださいね。
ポイント⑤取引時間
5つ目の比較ポイントは取引時間です。
株式投資の取引時間は12時~13時の昼休みを除く、平日9時~15時です。
一般的な企業の就業時間と思い切りかぶりますので、サラリーマンの方はなかなかトレードができません。
一方でFXは平日なら24時間取引可能です。
通勤中や昼休み、退社後など自分のライフスタイルに合わせて取引できます。
スキマ時間でも気軽に注文を出せますので、サラリーマンの方や主婦の方にもおすすめです。
投資初心者の方には株式投資よりもFXの方がおすすめ!
FXと株式投資の違いについての解説は以上になります。
ここまで聞いていただくとわかる通り、投資初心者の方には株式投資よりもFXの方がおすすめです。
ご自身の都合やペースに合わせて、ゆったりとFXのトレードを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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