FXの損失を最小限に抑える「損切ルール」を決めよう【FX初心者のためのテクニカル分析第7回】

こちらの記事ではFX初心者のテクニカル分析実践編(全9回)のうち、第7回FXのマイナスを最小限に抑える損切ルールについて解説していきます。

講座①~⑨までご覧いただくとFXのテクニカル分析の基礎が身につくようになっています。それでは本題に入っていきます。

FXでは以下に負けるか(損切りするか)?も重要です

FXで勝ち続けるためには、上手に勝つ技術だけでなく、上手に負ける技術も求められます。

どんなにトレードが上手い人でも勝率100%で永遠に勝ち続けることはできません。

必ずどこかで負けトレードがやって来ます。

FXでは勝ち方だけでなく、負け方も重要

10回のトレードをして9勝1敗(勝率90%)だったとしても、1回の損失額が大きければトータルではマイナスになってしまいます。

9回連続で100円の利益をGETしても、最後の1回で1000円の損失を出してしまうと、トータルではマイナス100円ですからね。

逆に、1勝9敗であっても1勝の利益が大きければ、トータル損益がプラスになることもあります。

FXでは「いかに勝つか?」と同じくらい、「いかに負けるか?」も重要なのです。

FXの損切ルールを設定する3つのステップ

FXの損切ルールを決める3つのステップ

ここからは、FXの損失を抑え、大損をしないための損切ルールの設定を、

  1. 1トレードで許容する損失額を決める
  2. 損切り幅を計算する
  3. 適切な取引量を計算する

の3ステップで解説していきます。

ステップ①1トレードで許容する損失額を決める

ステップ①許容損失額を決める

1つ目のステップは、1トレードの許容損失額を決めることです。

つまり、1回のトレードで最大いくらまで損をできるか?を決めるということ。

FX初心者の方は、1トレードの許容損失額を口座資金の2%以下に設定するのがおすすめです。

口座資金が100万円なら許容損失額2万円以下、口座資金が10万円なら許容損失額2,000円以下ということになります。

1トレードの許容損失額を2%以下に抑えておけば、FX会社による強制ロスカットがかかる心配もほぼありませんし、かなり安全性の高い資金管理ができます。

ステップ②損切り幅の計算

ステップ②損切り幅を計算する

2つ目のステップは損切幅の計算です。

とはいえ、「そもそも損切注文ってどこに置けばいいの?」って方もいらっしゃると思うので、ひとまず損切注文を置く位置のセオリーについてお話しておきます。

FXの基本はトレンドフォロー、つまり相場の流れに沿ったポジションを建てることです。

  • 上昇トレンド中には一時的な下落を待って、上昇の流れに復帰したところで買う「押し目買い」
  • 下降トレンド中には一時的な上昇を待って、下落の流れに復帰したところで売る「戻り売り」

が常套手段となります。

押し目買いをする際は直近の安値のすぐ下に、戻り売りをするときは直近の高値のすぐ上に損切り注文を置くのがセオリーです。

損切幅とは、建値から損切注文までの値幅です。

損切り幅の具体例

具体例を挙げると、100.25円で買いポジションを建てて、直近安値のすぐ下の100円に損切り注文を置いた場合の損切り幅は、0.25円ということ。

ポジションを建てるときには、損切幅がどれくらいになるか?を計算しておきましょう。

この作業がステップ②となります。

ステップ③適切な取引量の計算

ステップ③適切な取引量を計算する

3つ目のステップは適切な取引量の計算です。

損失額は「損切幅×取引量」の計算式で求めることができます。

FXの取引量の計算例

今回の例では、ステップ①で損失額が、ステップ②で損切り幅が決まっていますので、取引量を「損失額÷損切り幅」の計算式で求めることになります。

口座資金が100万円だったとき資金の2%の損失を許容するなら、許容損失額は2万円。

ポジションの損切り幅が0.25円だったら、適切な取引量は2万円÷0.25円で8万通貨ということになります。

許容損失額と損切幅から適切な取引量を計算すれば、トレードのリスクを無理のない範囲に限定することができるのです。

損切ルールを決めてFXの損失を最小限に抑えよう

ということで、FXのマイナスを最小限に抑える「損切ルール」に関する解説は以上となります。

FXで利益を出し続けるには、しっかりとした損切りルールを作って資金を防衛していくことが必要不可欠です。

自分のトレードルールを作る際には、しっかりと損切のことも考えておきましょう。

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