こちらの記事はFX初心者のための入門講座(第8回)のうち、第1回「FXの仕組みと取引を始める流れ」についての記事となっています。
講座①~⑧までご覧いただくとFXの基礎が身につくようになっています。それではさっそく、第1回FXの仕組みと取引を始める流れについて解説していきたいと思います。
目次
FXとは何?どんな仕組みになっているの?
FXは、「Foreign Exchange」の略で日本語の正式名称は「外国為替証拠金取引」です。
ドルや円、ユーロといった通貨の交換レートの変動を活かして利益獲得を狙います。
ニュース番組で「現在の為替相場は1ドル110円50銭前後で取引されています。」のようなフレーズを耳にしたことがあると思います。
この1ドル110円50銭というのが円とドルの交換レートとなっており、110円50銭と1ドルを交換できることを意味します。
通貨の交換レートは、需要の強さによって変動する
通貨の交換レートは物やサービスの価格と同じように、需要と供給のバランスによって常に変動しています。
- ドルの需要が高くなる→ドルと円の交換レートは上がる
- ドルの需要が低くなる→ドルと円の交換レートは下がる
といった具合ですね。
交換レートの変動は、過去の値動きや政治情勢などを分析することにより、ある程度の予測を立てることができます。
FXでは、その予測に沿って両替を繰り返すことで、利益の獲得を目指していくのです。
FXで利益を上げるための2つの方法
FXで利益を上げるには、
- 安く買って高く売る
- 高く売って安く買い戻す
の2通りの方法があります。
簡単に言えば、チャートを見た時に
- これから上がると思ったら買いで取引をスタート
- これから下がると思ったら売りで取引をスタート
ということ。
レートが上がっても下がっても利益の獲得を狙えるのはFXの魅力のひとつです。
FXを始める流れ
FXを始めるまでの流れをざっくり言えば以下の手順となります。
- FX会社を選ぶ
- 口座開設の申請をする
- FX会社による審査→口座開設完了
①自分に合ったFX会社を選ぶ
取引口座を開設できるFX会社には多くの選択肢があり、手数料や取引ツールの使いやすさ、注文成立のスピードなど、それぞれに得手不得手があります。
いくつかの会社で口座を開設しておき、使いやすい会社を絞っていくのも良いでしょう。
FX会社を選ぶときのポイントは「第5回 口座の選び方」で詳しく解説していますので、そちらでご確認ください。
②口座開設の申請をする
口座開設はオンラインで簡単に申し込むことができます。
運転免許証などの顔写真付きの本人確認書類とマイナンバーの提出が必要になりますので、事前のご用意が必要です。
スマホで写真を撮ってアップロードするだけで、それほど手間はかかりませんのでご安心ください。
③FX会社による審査→口座開設完了
口座開設の申し込みが完了したら、FX会社で審査が行われます。
審査に合格したら口座が開設され、口座番号とログインID、パスワードが郵送されます。
口座への入金が済んだら、すぐにトレードを始めることが可能です。
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