こちらの記事はFX初心者のための入門講座(全8回)のうち、第8回代表的なトレード手法に関する記事です。
講座①~⑧までご覧いただくとFXの基礎が身につくようになっています。それでは、代表的なトレード手法についてお話していきます。
目次
FXで代表的な3つのトレード手法(トレードスタイル)
FXには大きく分けて3つのトレードスタイルがあります。
それぞれに明確な定義はないのですが、取引期間や狙う利益幅によって
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
と呼び分けられます。
FXを無理なく続けていくには、自分のライフスタイルに合ったトレード手法を選ぶことが重要です。
これから、3つのトレードスタイルの特徴について解説していきます。
FXのトレードスタイル①スキャルピング
1つ目はスキャルピングです。
スキャルピングとは、数分~1時間といった短い時間で3~10pipsといった小さな利益を狙い、コツコツと利益を積み重ねていくトレードスタイルとなっています。
チャートを見ているとき以外はポジションを持っていない状態になりますので、メンタルが安定しやすいという利点があります。
また、トレードの試行回数が多くなりますので実績の検証がしやすく、取引の上達スピードも速いです。
スキャルピングで効率よく稼ぐためには、ある程度のボラティリティー(つまり、値動きの荒さ)が必要になります。
世界中で多くの投資家がトレードに参戦している21時~25時といった時間帯は、値動きも活発でスキャルピング向きの時間帯です。
仕事の終わりの夜時間にガッツリ集中してトレードに取り組みたい方には、スキャルピングがぴったりです。
FXのトレードスタイル②デイトレード
2つ目はデイトレードです。
デイトレードは、数時間~1日の期間で30~100pips程度の利益幅を狙う取引スタイルとなっています。
スキャルピングと違ってチャートに張り付く必要がないので、ポジションを建てた後にしばらく放置できるというメリットがあります。
基本的にポジションを翌日に持ち越さないので、寝ている間にレートが急変して起きたら真っ青なんてこともありません。
チャートの確認は1日数回程度でOKですので、トレードにまとまった時間は割けないけど、スキマ時間でトレードしたいという方におすすめです。
FXのトレードスタイル③スイングトレード
3つ目はスイングトレードです。
スイングトレードは数日~数週間といった長い期間で50~200pipsの利益幅を狙う取引となっています。
チャートを見る頻度はデイトレードよりも少なくて済み、1日1回、数日に1回程度でも問題ありません。
多くの投資家が意識する日足や週足といった長期の時間足を使った分析が中心となるので、チャート分析のセオリーが通用しやすいという利点もあります。
忙しくてチャートを見る時間があまり取れない方、チャート分析の勉強をしながらゆったりトレードしたいFX初心者の方にもおすすめのトレードスタイルとなっています。
自分に合ったトレードスタイルでFXを攻略しよう
ということでFXの代表的なトレード手法に関する解説は以上となります。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
それぞれの特徴を踏まえて、ご自身のライフスタイルにぴったりの手法をお選びください。
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